糖尿病の発症リスクに影響する食生活 食の嗜好の認識【意識調査アンケート集計結果 Vol.6】
- 糖尿病の意識調査
糖尿病は生活習慣病のひとつであり、食事と密接な関わりがあります。
糖尿病を予防するためには、ふだんから食事内容について意識することが大切です。
国民が糖尿病のリスクを認識して、糖尿病対策を立てられるように情報を発信する当サイト「Diamell」では、【糖尿病に関する意識調査アンケート】を実施し、食の嗜好の認識について調査いたしました。
調査概要
調査名 | 「糖尿病に関する意識調査」アンケート |
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調査主体 | 株式会社ゼロメディカル Diamell編集部 |
調査対象 | 日本国内全域の20歳以上の男女 |
調査期間 | 2022年4月1日~2022年5月31日 |
調査方法 | 当サイト内、専用アンケートフォームからの回答によるインターネット調査 |
有効サンプル数 | 1,826名 |
調査項目
Q:魚より肉を食べることが多い
男性は20代をピークに、女性は30代をピークとして、年代が上がるとともに「はい」の回答率が下がっています。20代をのぞいた全ての年代で、男性よりも女性の方が「はい」と答える割合が高い傾向が見られました。
【全回答データ】
Q:和食よりも中華料理が好き
全体的に「はい」の回答率は50%以下にとどまっていますが、30代、40代、50代においては男性の方が「はい」と回答する率が高く、逆に60代、70代では女性の方が「はい」と回答する率が高い結果になりました。
【全回答データ】
Q:惣菜は揚げ物を好んで買う
男性は60代以外の年代で「はい」の回答率が50%を超えました。女性も全体的に「はい」と回答する率は高く、とくに30代、40代、50代においては男女ともに「はい」と答える割合が高い傾向が見られました。
【全回答データ】
Q:焼き鳥は塩よりタレ派
どちらかというと、若い年代よりも、高い年齢層で「はい」と答える回答率が高い傾向になりました。おおむね、男女での大きな差はなく、全体的に50%ほどが「はい」と回答していますが、60代男性と70代の男女においては、50%を超えて約60%になるという結果でした。
【全回答データ】
Q:野菜はあまり好きではない
男女で目立った差は出ていませんが、60代女性が最も低く、10%以下の値となっています。20代男性が最も高く、およそ28%に。30代男性と70代の男女でも20%以上と比較的「はい」の回答率が高い傾向が見られました。
【全回答データ】
Q:野菜は食べるが、ダイコンやゴボウといった根菜を食べることは少ない
20代女性の40%超を最高値として、年代が上がるとともに「はい」の回答率は下がる傾向が見られました。男女ともに50代までは30%以上の値になっていますが、60代以上になると「はい」の回答率は下がりました。しかし、70代女性だけは40%近くの値に高くなる結果でした。
【全回答データ】
Q:果物なら、たくさん食べても健康にいい!と思う
70代男性と20代女性という、グラフの両端が「はい」の回答率が高い、特徴的な結果となりました。どちらかと言うと男性の方が「はい」と答える割合が高く、とくに50代、30代では40%前後の高い値が見られました。
【全回答データ】
調査まとめ
今回調査を行った中で、食の嗜好の認識に見られる傾向として、「はい」の回答率が高い順に、
- 魚より肉を食べることが多い
- 惣菜は揚げ物を好んで買う
- 焼き鳥は塩よりタレ派
- 和食よりも中華料理が好き
- 野菜は食べるが、ダイコンやゴボウといった根菜を食べることは少ない
- 果物なら、たくさん食べても健康にいい!と思う
- 野菜はあまり好きではない
という結果になりました。
国民が糖尿病のリスクを認識して、糖尿病対策を立てられるよう、情報発信を行う当サイト「Diamell」では、ひきつづき「食の嗜好の認識」について、今後も啓蒙活動を行ってまいりたいと考えております。