病院・医院を探す

当院には主に、健診や人間ドッグで血糖値やヘモグロビン値の指摘を受けた方がいらっしゃいます。

糖尿病の重症度にもよりますが、食事療法やそういった生活習慣の改善によって改善が見込める方であれば、食事指導や生活習慣の改善指導をさせていただき経過観察をします。

改善がない場合には、内服薬を試していくという方針です。

また、重症な方や経過観察中にインスリンの注射が必要になった方などは、近隣の大きな病院を紹介して治療していただくようにしています。

そして状態が落ち着いたらまた当院へ戻ってきてもらい、引き続き経過観察を行っていきます。

一般的な糖尿病は「生活習慣病」になるので、投薬されている方やすべての方に共通なことですが、「生活習慣」が一番大事になってきます。

そのため、まずは食事療法などが大前提になってくるため、特に力を入れて指導するようにしています。

糖尿病は自己コントロールが難しい方がなる病気だと思うので、私たち医療従事者がうまく付き合っていかなくては、患者様も嫌になってしまうものだと思います。

初期の糖尿病は自覚症状がほとんどなく、なかなか真剣に治療をするという意識はないと思いますが、合併症が進行してくると大変な病気です。

糖尿病を患っていることだけで、全ての癌のリスク、また非アルコール性脂肪肝炎などという病気のリスクにもなってしまいます。しっかり初期から治療に向き合っていくことが、長生きするためには大事です。

■資格
認定内科医
消化器病専門医
肝臓専門医
認定産業医
難病指定医