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糖尿病治療に専念するようになった理由について教えていただけますか？
大学で勤務していた際、多くの患者様が生活習慣病の管理不足により深刻な健康問題を抱えているのを目の当たりにしてきました。特に心筋梗塞や脳梗塞の重篤な合併症に苦しむ方々を見て、これを未然に防ぐためには早期からの適切な治療が不可欠であると痛感しました。そのため、働き盛りの方々が多いこのエリアでクリニックを開業し、糖尿病治療に取り組むことにしました。

医院での糖尿病治療の方針について教えていただけますか？
当院は、日本糖尿病学会の認定教育施設として、包括的な糖尿病治療を提供しています。CGM(持続血糖モニタリング)やインスリンポンプといった最新の技術や機器を積極的に導入し、クリニックの利点を活かし、最新の治療や検査をいち早く導入し続けていることが特徴です。入院が必要な治療も外来で対応できる体制を整えています。また血糖値のより詳細な管理はもちろんのこと、血圧やコレステロールなどの生活習慣病全般の治療にも力を入れています。将来の合併症リスクを減らすためには、血糖値だけでなく、血圧やコレステロールもしっかりコントロールすることが極めて重要です。当院のように糖尿病のクリニックで血糖値以外も専門的に治療する医療機関は多くありません。医院として、「合併症を治す」ことを目標にしています。

糖尿病患者様との接し方について教えていただけますか？
糖尿病や生活習慣病の治療は、症状が現れにくく、患者様にとって負担となることが多いです。そのため、当院では患者様が治療を継続しやすい環境作りに努めています。患者様に負担をかけないITを駆使し、DXには開院時から力を入れています。Webでも電話でも連絡が繋がりやすいですし、採血は当日報告で待ち時間は日本一短いです（当院調べ）。また予約が取りやすいように、主治医それぞれの勤務日数も多くなるようにしています。クリニックのシステムやオペレーションを工夫し、患者様のモチベーションを維持できるよう全力で取り組むのが医療機関としての使命でもあると考えております。定期的に通院が継続でき、糖尿病のコントロールが良くなり、薬を減らせている方も多くなってきており嬉しい限りです。

肥満症の治療に力を入れている理由について教えていただけますか？
満が糖尿病の発症や悪化を引き起こすことは明白です。そのため、当院では肥満症の治療にも力を入れています。具体的には、険適用となったGLP-1の週一回皮下注射です。令和6年時点では、いくつかの学会の認定教育施設のみが処方可能であり、クリニックでは当院以外にはほとんどありません。GLP-1は元々は糖尿病の治療薬であり、当院医師は長年の治療経験があるため、適切にご案内いたします。肥満症を治療し、糖尿病を寛解（病気がほぼ消失した状態）させたり、糖尿病を発症させないようにしていきたいですね。

糖尿病を抱える患者様へのメッセージをお願いします。
糖尿病の治療は日々進歩しており、適切な治療を受けることでより健康な状態にすることが可能です。健康診断で異常が見つかった場合は、早めに専門医に相談し、治療を始めることが大切です。健康診断で異常が見つかった場合は、早めに専門医に相談し、治療を始めることが大切です。皆様が健康で充実した生活を送れるよう、私たちは全力でサポートいたします。どうぞお気軽にご相談ください。