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CLINIC

みつるクリニック

医院のご紹介

兵庫県尼崎市にある「みつるクリニック」は、二十数年間に及ぶ大学病院勤務と約二年半の一般急性期病院勤務を経られた柱本 満先生が平成28年4月に開院され、地域医療に携わっていらっしゃるクリニックです。

 

糖尿病や脂質異常症(高脂血症)、高血圧症、肥満症、動脈硬化症、高尿酸血症などの、生活習慣病の患者さまを対象として、専門性の高い診療を行われています。

 

現在も第一線で糖尿病治療と向き合われている柱本先生に、糖尿病治療にかける想いについてお話を伺いました。

    糖尿病治療に力を注ぐようになったきっかけは?

    私が糖尿病治療に注力するようになったきっかけは、大学院での基礎研究で糖尿病に関連するテーマを扱うことに決めたことですが、その理由は糖尿病治療が内科の中で完結できることでした。当時は、内科での検査でがんや大血管などの疾患が発見されると、外科手術が選択されるケースがほとんどで、患者さんが内科医の手を離れてしまうことが常でしたが、糖尿病治療の場合は最後まで内科医が治療を全うでき、一人一人の患者さんに責任を負える疾患であるということが、私にとっては大きな魅力でした。

    糖尿病に対する医院の治療方針・患者さんとの向き合い方とは?

    一言に糖尿病といってもいくつかのタイプがありますし、病態や症状との向き合い方もお一人お一人それぞれの患者さんごとに異なります。もちろん患者さんのお考えを聞いた上で最終的な治療方法を選択するので、患者さんの意向によっても左右されます。
    多数派の「2型糖尿病」でも、体重増加(肥満)を伴う患者さんの場合は、内臓脂肪を減らすことで「治癒」を目指すことのできる疾患になってきました。新しい薬や注射が出てきていますので、それらを適切に活用することで「糖尿病ではない」状態まで持っていける患者さんが増えてきています。飲み薬やインスリン注射を使って単に血糖値という「数字」を下げるだけで安心するのではなく、最低限でも合併症の発症を抑えることのできるレベルまで、さらに可能ならば「治癒」するレベルまで、血糖値をコントロールしていくことが必要です。
    一方で「1型糖尿病」は全くタイプの異なる疾患で、一旦発症すると一生をかけて付き合っていく必要があります。基本的に一日に複数回のインスリン注射が必要な疾患なので、それだけでも大きな負担となりますが、最近では血糖自己測定にまつわる負担を大幅に軽減するデバイスが使用でき、これらの導入によって血糖値の日内変動が健康な人に比肩するほど良好な1型糖尿病患者さんも増えてきています。
    いずれのタイプの糖尿病でも、当院では患者さんごとに血糖値、体重、血圧などそれぞれにコントロール目標を定めて、無理のないペースで治療を進めていきます。ただやみくもに数字を追いかけるのではなく、「なぜ血糖・血圧を下げる必要があるのか」を患者さんとしっかり共有し、患者さんご自身がモチベーションを高めて治療と向き合ってくださるようサポートしています。

    糖尿病を抱える患者様へのメッセージを聞かせてください

    「糖尿病になっているかも知れない」「糖尿病は治るのだろうか」「合併症の悪化による血液透析や足の切断などが心配」など、糖尿病の様々な側面に対して、それぞれの患者さんごとにあるいはそのご家族が、様々な不安を抱えておられることと思います。しかし、今の医療レベルであれば、個別の目標を定めて治療を開始して、確実に目標を達成し、またそれをしっかりと継続することで、血糖値、血圧、血中脂質などを良い状態で維持し続けることができます。その結果、合併症とは無縁の生活を送って、糖尿病ではない方と同等の寿命を全うすることが当たり前の時代になっています。疑問や不安に感じられることは、私共の医療スタッフに必ず相談していただくことで、ご自身の病気の現在と将来についての理解を深めてそれらの不安を解消しつつ、通院を続けて良いコンディションを維持することが何よりも大切です。

    医師のご紹介

    院長:柱本 満 先生
  • 学歴


    • 昭61年3月 神戸大学医学部医学科卒業
    • 平 5年3月 神戸大学大学院医学研究科(内科学系)修了、医学博士
  • 職歴・研究歴


    • 昭61年7月 神戸大学医学部附属病院 研修医
    • 昭62年7月 加古川市民病院 内科医員
    • 平元年4月~平6年3月  神戸大学大学院医学系研究科(第二内科:春日雅人教授)
    • 平元年5月~平2年9月 東京大学大学院医学系研究科(第三内科:門脇孝講師)
    • 平 7年 2月 豪州クインズランド大学 分子細胞生物学研究センター 研究員
    • 平14年 8月 愛媛大学医学部 臨床検査医学(糖尿病内科)講座(牧野英一教授) 助手
    • 平18年 6月 愛媛大学大学院 分子遺伝制御内科学 講師
    • 平18年12月 川崎医科大学 内科(内分泌・糖尿病)(加来浩平教授) 講師
    • 平23年 4月 川崎医科大学 糖尿病・代謝・内分泌内科 講師
    • 平25年 8月 在日本南プレスビテリアンミッション淀川キリスト教病院 糖尿病・内分泌内科 部長
    • 平26年 4月 同 糖尿病センター長兼任
    • 平28年 4月 みつるクリニック 糖尿病代謝内科 開院
  • 所属学会・資格


    • 日本内科学会 認定内科医・研修指導医、中国支部評議員
    • 日本糖尿病学会 専門医・指導医、学術評議員
    • 日本内分泌学会 評議員
    • 日本病態栄養学会 評議員
    • 日本肥満学会
    • アメリカ糖尿病学会(American Diabetes Association)
    • ヨーロッパ糖尿病学会(European Association for the Study of Diabetes)
    • アメリカ細胞生物学会(American Society for Cell Biology)
  • 受賞歴


    • 2001年4月 第14回日本内科学会奨励賞

院内風景

医院概要

所在地 兵庫県尼崎市東難波町2-14-21 尼崎センタービル2階
電話番号 06-6481-3326
最寄り駅 「尼崎総合医療センター」バス停から徒歩1分、「水道局前」バス停から徒歩1分
駐車場 あり
診療時間 月曜日 AM 09:00~12:30 PM 15:00~18:00
火曜日 AM 09:00~12:30 PM 15:00~18:30
木曜日 AM 09:00~12:30 PM 15:00~18:00
金曜日 AM 09:00~12:30 PM 15:00~18:30
土曜日 AM 09:00~13:00 PM 休診

休診日/日祝日・水曜日・土曜午後
診療科目 内科・糖尿病代謝内科
ホームページ https://mitsuru-cl.com/

お問い合わせ先


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